はまの日常生活ブログ

日常のささいな出来事をブログに残しています。

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2社目の警備会社を5日間で退職したお話

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ビルメンになろうと考えていたが、また前職と同じ機械警備員の仕事についてしまう・・・

26才の頃の話なので、今から23年前の話になります。1社目の警備会社を退職してから、また実家でぶらぶらニート生活をしていました。ニート生活といっても何もしていなかった訳ではないです。資格の勉強をしながら毎週発売される求人雑誌をチェックしていました。なぜ資格の勉強を始めたかというと、1社目の警備会社で機械警備員をやっていた時に、深夜に設備警報が出て現場を確認しに行くとポンプが停止していたり冷凍機が停止して設備が故障している事があります。そういう場合、緊急連絡者の設備担当に連絡します。深夜でも設備担当は現場にかけつけて復旧作業をします。不具合ヵ所を修理して直します。私は警備員としてその作業を立ち会って

見ていて思いました。「警備員をやっていても何も技術が身につかない、資格を取って設備係になって技術と経験を積んだ方がいいかもしれない」と思いました。それで1社目の警備会社で機械警備員をやっている頃から資格の勉強を始めていました。待機中は暇な時間が多かったので勉強時間はたくさんありました。第2種電気工事士2級ボイラー技士、乙4危険物、などの資格を取得しました。勉強方法は参考書を買って自分で勉強して取得しました。今思うと失業保険を受給しながら半年ほど職業訓練校に通って資格を取ればよかったなと思います、当時はネットがない情報不足の時代なので職業訓練校がある事なんて知りませんでした。失業保険を貰いながら半年も訓練校に通えるなんていいですよね。しかも訓練校で会社の紹介もしてくれます。至れり尽くせりです。

 

ビル管理会社の求人を探してみたが・・・

設備係に必要な基本的な資格を少し取得したので設備係(ビルメン)になろうと思って仕事を探しますが、いろいろ求人雑誌を見ても未経験者歓迎の文字は発見できません。ほとんど経験者募集です。今みたいに大きいビルがたくさんある訳ではないのでビルメン不足の時代ではないんですよね。それに警備員の求人ページは多いんだけどビルメンの求人ページは少なかったです。このまま実家でニート生活をしている訳にもいかないので、とりあえずビルメンの仕事は諦めて、また機械警備員をやってみようと思い求人雑誌で機械警備員の仕事を探して応募しました。機械警備員の経験が約2年半あるので割と簡単に採用になりました。機械警備員はどこの警備会社も人手不足みたいです。

 

2社目の警備会社は、

1社目の警備会社と比べると会社の規模は同じくらいです。数千人の社員が働いています。給料は少し安いです。物件はかなり多いです。警備会社に入社すると最初の4日間は新任教育があります。現在の新任教育時間は2019年に警備業法施行規則が改正されて20時間以上となっていますが、改正前は30時間以上となっていました。1日7.5時間として4日間の長い教育を研修所で受けます。教育を担当するのは、同じ警備会社で資格を持っている人が担当していました。講習をする方も講習を受ける方も大変だと思います。講習中でも賃金は発生しています。講習中は、何をやるかというと警棒の取り扱い方や敬礼の仕方、落とし物の管理、怪しい人物に対しての声のかけ方、過去の事例などを教わります。4日間の新任教育が終わると現場に配属になります。現場に配属されると次は現場の研修が始まります。現場研修は初日から24時間の当直勤務です。先輩と一緒に車に乗ってコース内の物件を覚えます。

 

1社目の警備会社との仕事量の違い

物件の多さにびっくりしました。1社目の警備会社より3倍くらいありました。あと1社目の警備会社は夜間巡回なんてなかったのに2社目の警備会社は夜23時頃から、スーパーや学校の夜間巡回が3件ありました。コインパーキングの管理もやっていました。「コインパーキングのお金が詰まったから対応して下さい」との連絡が来て現場にいって詰まったお金を取り出して復旧作業をしていました。こんな事までやっているのかと仕事の範囲の広さに驚きました。あまりの物件の多さと仕事の多さにこれは自分には無理だなと判断しました、仕事を教えてくれる先輩に申し訳ないので辞めるなら早い方がいいと思い現場研修初日で退職しました。たとえば3ヵ月間働いて悩んだ末に退職するよりは現場研修初日でスパッと辞めた方が会社にとっても自分にとってもいいかなと思いました。それで5日間だけ働いた事になるんですが、申し訳ないので「給料はいりません」と言って5日分の賃金は断りました。1社目の警備会社は給料もよくて物件も少なくて恵まれていたんだな~と辞めた事を少し後悔しました。

 

2社目の警備会社を5日間で辞めた後、また家でニート生活を送りながら資格の勉強をして求人雑誌をチェックする生活に戻ってしまいました。

 

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