Fランクビルメンはまブログ

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第19話 管理室で鳴る警報のお話

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今日は、管理室で待機中に鳴る警報について紹介しようと思います。

 

ビルメンの待機場所は、防災センターだったり、管理室だったりします。室内には監視盤や制御盤が設置されています。何か異常が発生すると警報が鳴ります。警報が鳴る事を発報するともいいます。現場によって2人泊まりの現場もあると思いますが、1人泊まりの現場が多いと思います。最初は警報が鳴ると慌ててしまうと思います。私も実習が終わって1人泊まりになった頃は「何も発報しないでくれ~!発報してもいいけど俺の時には発報しないでくれ~!他の人の時に発報して下さい!」とお祈りしながら仮眠していました。しかし現実は甘くはないです、みんながいる時には発報せず、一人ぼっちの時に発報するものです。発報しても慌てず落ち着いて冷静に行動して下さい、わからなければ勝手な操作はせずに責任者に連絡して聞いて下さい。

では、管理室で待機中に鳴る警報の種類について紹介します。

 

①火災を感知する火報盤

②侵入者を感知する防犯監視盤

③空調を制御している空調制御盤

④給排水ポンプや受水槽・排水槽を監視している制御盤 

⑤電気設備監視している監視盤

 

大きなビルになると設備係が待機している管理室には、①~⑥の監視盤が設置されていると思います。監視盤ではなく1台のパソコンでまとめて監視しているビルもあると思います。何か異常が発生するとパソコン画面に表示されます。発報する事は、ほとんどありませんが、その現場でよく発生している発報なら過去の記録を読んで参考にした方がいいと思います。原因が判明する発報だけでなく原因不明の発報もあると思います。発報記録表や不具合対応記録表に発報した時どんな対応をしたのか記録が書かれているのでよく読んでおいた方がいいと思います。ここで問題なのがこういう報告書関係の書類を書くのをめんどくさがる人は、詳しく書こうとしないので、どんな対応をしたのかよくわかりません。知らない人が読んでもわかるように詳しく書くようにして下さい。

 

①火災を感知する火報盤について

各部屋には煙感知器や熱感知器が設置されています。たまに発報しますが発報の原因は、機器不良が多いですね。故障した感知器を交換すれば復旧します。夜間に発報すると非常ベルが鳴り響いてすごいうるさいです。近隣住民から苦情が来るので、早く発報現場を確認しにいって異常がない事を確認したら早く非常ベルを停止させます。すばやい対応が求められます。

 

②侵入者を感知する防犯監視盤について

大きいビルだと入居している各テナントごとに警備がセットできるようになっています。各テナントの一番最後に帰る人が、自分のテナントの警備をセットします。その時、テナント内をよく確認せずに警戒をセットすると発報します。例えば、トイレの中に人が残っているのに警備をセットしたり、施錠されていない窓や扉があるのに警備をセットして発報する事があります。発報した場合は、またテナントに戻ってもらって確認してもらいます。たまに機器不良の時もあります。天井に設置されている熱線センサーや扉に設置されているストライクスイッチが故障している事もあります。そういう場合は、後日、業者に来てもらって修理交換になります。

 

③空調を制御している空調制御盤について

管理室に設置されている空調制御盤で運転時間設定・温度設定・暖房冷房送風設定などを行っています。たまにタイマー不一致で警報が鳴る事があります。例えば8時に運転開始設定をしているのに8時1分に運転を開始した場合、タイマー不一致で発報します。1分程度の誤差なので何も支障はないので大丈夫です。あとはドレンパンが詰まってドレン水が排水されないで溜まっていくとドレン水満水警報が警報がでます。ドレン排水管内の詰まりを取り除くと排水されて復旧します。ドレン排水管が詰まると天井からポタポタ漏水してくるので一番困ります、下の机で仕事をしている人に迷惑をかけてしまうので早く復旧する必要があります。

 

④給排水ポンプや受水槽・排水槽を監視している制御盤について

受水槽には電極棒が入っていて、水が入りすぎると満水警報、水が減りすぎると減水警報が出るようになっています。受水槽は綺麗な水なので発報する事は、ほぼありません。たまに発報するのが排水槽の方です。排水槽には汚水槽・雑排水槽・湧水槽・雨水槽などがあります。排水槽は汚れた水を溜めるところなので故障が発生しやすいです。例えば電極棒に異物が付着したり、排水ポンプに異物が詰まったり、電極ホルダー端子に水が浸入して発報します。異物が詰まった場合は、異物を除去すれば復旧します。端子が水に濡れてしまった場合は、しっかり乾かした後に、水が入ってこないようにテープで塞いでおけば大丈夫です。

 

⑤電気設備監視している監視盤

 めったに電気設備の警報は出る事はないんですが、たまに漏電警報が出る事があります。リセットスイッチがあるので、リセットスイッチを押して復旧すれば問題はありませんが、復旧しなかった場合はちょっと大変です。漏電している場所を探さないといけません。まず地下の電気室に行って、漏電ランプが点灯している盤を探します。クランプメーターで線を挟んで漏れ電流測定します。漏れ電流が多い回路がわかったら、電気図面を見て、その回路がどこに行っているのか確認します。3階に行ってる事がわかりました。3階に行って各分電盤をクランプメーターで測定していきます。悪い分電盤がわかったら、その分電盤の中にあるブレーカーを1個ずつクランプメーターで挟んで調べていきます。ついに判明しました。空調機のブレーカーが悪いみたいです。空調機のブレーカーをOFFにして復旧しました。後日、業者に空調機を修理してもらいました。

 

過去の記録表を読んで落ち着いて行動して下さい。

最初はどのように対応すればいいのかわからないと思いますが、過去の日報や記録表を読んだり他の人の対応を参考にして下さい。発報した時に他の人はどんな行動を取っていたのか、知っていれば落ち着いて行動が出来ると思います。がんばって下さい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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